ひぇぇ、先月は記事が0でした…
さすがにまずい。もうちょっと何とかします。
とうことで、久々の投稿はタイトルの通り、既存の曲を木管六~八重奏にアレンジしたものを作っておりまして、それを公開してみようかと思います。
木管六~八重奏 新アレンジ
動画
本日は、木管八重奏バージョンをば…
原曲とアレンジの変遷
何度も出てきているこの曲です。
原曲:吹奏楽バージョン
アレンジ第1段:ピアノソロ、ピアノ連弾バージョン
もともとが吹奏楽曲なので曲調は管楽器のアンサンブルには向いているでしょう。
その後、ピアノソロへのアレンジが完成したため、音を減らすことにも成功しました。
とくれば、アンサンブル用に書き換えることも可能でしょう…ということで、木管主体のフレキシブルアンサンブルにリアレンジしてみました。
編成:木管主体のフレキシブルアンサンブル
想定の編成はこんな感じです。
- パート1(省略可):フルート 代替案:Eb クラリネット、Bb クラリネット(辛い)、ソプラノサックス(辛い)
- パート2:オーボエ 代替案:Bb クラリネット、ソプラノサックス
- パート3:Bb クラリネット 1st 代替案:ソプラノサックス、(一部パート2とスイッチすることで)アルトサックス
- パート4:Bb クラリネット 2nd 代替案:アルトサックス、(とてもバランスを注意すれば)コルネット(非推奨)
- パート5:ホルン 1st 代替案:Bbクラリネット、アルトクラリネット、バスクラリネット、アルトサックス、テナーサックス
- パート6:ホルン 2nd 代替案:アルトクラリネット、バスクラリネット、アルトサックス、テナーサックス
- パート7:ファゴット 1st 代替案:バスクラリネット、バリトンサックス、(低音が拡張されているならば)ユーフォニアム
- パート8(省略可):ファゴット 2nd 代替案:バスクラリネット、コントラバスクラリネット、バリトンサックス、バスサックス、チューバ、コントラバス
木管主体のフレキシブルアンサンブルとして使える譜面になる予定です。(Ebコルネットなどを使えばあるいは…かもですが)すべて金管で演奏するのは難しいものの、金管楽器が入り込む余地はあります。もともとホルン2本は想定済みですしね…
難易度:アンサンブルの勘所をつかめる(=難しめ)
難易度としましては、はっきり言って難しいと思います。
拙作あるあるなのですが…技術的に難しいというよりはアンサンブルの技量が問われるという意味で難しいと思います。決して技術的に「簡単」とは申し上げていない点にご注意ください…
テンポの変化、アゴーギクの表現を指揮者なしで自分たちで作っていかないといけないと言う点で、歯ごたえはかなりあるのかなと推測しています。
逆に言えば、アンサンブル力を向上させうる曲かなと思っています。
需要があるのかどうか、全く持って不明ですが、この楽曲を取り組む上でのアンサンブルのポイントのような記事(例えば、Aという箇所のテンポチェンジは、「だれが主導権を握るのか」、「追随する関係者はだれなのか」「次のテンポの作り方はどうするのか」等)を記した記事もアップ予定です。
この曲を用いてアンサンブル曲全般に取り組むうえでの勘所を解説するようなものにできたらなと思っています。
Coming Soon…
追伸:その前に、「クラリネット六重奏でやったらこんな感じになります」という動画も準備予定です。
さてさて、これからアンサンブルコンテストに臨む皆さんの選曲の候補にしていただけるように急ピッチで進めないと...
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