非常事態宣言は解除されたとは言えども、まだまだコロナの脅威にさらされている日々です。
皆さんいかが、お過ごしでしょうか?
そんな日々でも取り組んでいただけるかもしれないアレンジをしてみましたので、公開してみようかなと思います。
よかったら、チラ見していってくださいませ。
ピアノソロ&4手ピアノのアレンジ「舞踏祭への前奏曲」
合奏が厳しい世の中において、ピアノは救世主足りうるかもしれない
見出しの通りなのですが、コロナウイルスが猛威を振るう現在です。
数か月前では全く想像も及ばなかったことではありますが、集まって合奏をしたり合唱をしたりということが難しいご時世になってしまいました。
吹奏楽団、オーケストラ、マンドリンオーケストラ、合唱団etc複数人で協力して音楽を奏でる団体に所属していた人にとっては、協力して奏でる音楽のすばらしさは周知の事実です。
でも、この状況において難しいのも事実です。オンラインで合奏する手段も考案されてはいますが、お互いの空気を時間に感じながらできていた合奏とはまた違ったものになっていると思います。
また、オンラインの特性から、肌で感じ合わせる音楽とは若干異なった音楽に触れざるを得ない現実もあるかと思います。
そんななか、一人で完結する楽器に注目が集まるのは必然ではないでしょうか?
ということでピアノソロです。
一人で完全のその楽曲の持つ世界を表現できる貴重な楽器であると言えるでしょう。
ということで、ピアノソロ(およびそれに付随するもの)を作ってみました。
拙作吹奏楽曲のピアノアレンジ
需要は…さておき、最初は既存楽曲のピアノアレンジを作ってみようと考えました。
というのも自分がピアノソロ曲の作曲が非常に苦手であるからです。
どうも、合奏体の音楽が好きなようで、ピアニスティックな表現の音楽を作るということについて非常に苦手意識を持っています。
苦手意識を持っているなりに、ソロ楽器とピアノのための作品についてはピアニスティックな表現も比較的かけているかなとは思います…
ということで、苦手な処方ではなく、慣れた処方から。もっと言ってしまえば、既存の作曲作品のアレンジを作ってみようかなということで作ってみました。
ご時世はソロピアノかと思いますが、ゴージャスな4手から
まずは、連弾の音源からです。
ご時世的にはソロピアノを先に公開すべきかと思いますが、でもでも、原曲のテイストをより残しているのはこちらなのです。
ということで、動画です。
4手ピアノのアレンジ
4手ピアノについては、(私が左手で右手が普段担当するような音型が苦手であるため)primoが若干難しい印象はありますがおおむね全音ピアノピースのC難度くらいに収まったかなと思います。
もう少し簡易化した譜面も作ろうかなと思っております。
後述しますが、6つの舞曲をつなぎ合わせたメドレーのような楽曲になっております。
チャイコフスキー感にあふれる楽曲であります。
3:14から始まるワルツはヘミオラ駆使のTheチャイコフスキー節といったところです。ここの所、若干影のある陰鬱な曲を作ることが多かったですが、この楽曲はそれとは真逆であると思います。
特に、ワルツの部分はメルヘンな遊園地のような曲調になっているかと。
合奏曲のアレンジは難易度が跳ね上がる…ソロピアノ
続いてソロピアノを公開します。
連弾と比べるとどうしても使える音の数が減るうえに、腕の数も半分になるため、器用さという面でも劣ります。
この曲についてはおそらく連弾のほうが向いているんだろうと思います。(そもそも合奏用の曲ですから、ピアノで演奏するというのは難しいのです…それでもそれっぽくなるところはピアノのすごいところでもありますが)
ということで、こいらは全音ピアノピースでいうとD難度、もしかしたらE難度に届くくらいかもしれません…
でも、弾けないことはないかなと思います。
ということで、音源です。
ソロピアノのアレンジ
ちなみに、私は切り貼りをしてやっとこのレベルでございます…
原曲は吹奏楽曲
こちらの記事で書いております。
6つの全く異なったテイストの舞曲をメドレー形式でつなぎ合わせたような曲となっております。
吹奏楽の音源も公開されています。
音源
エレクトーンでも使えるかもしれない
さて、ここまでピアノでの利用の例を挙げてきましたが、このような曲はもしかしたらエレクトーンで演奏するととても良い効果を生むかもしれません。
エレクトーンのコンクールでは吹奏楽曲が人気という話を聞いたことがあります。
ピアノでは表現できない、打楽器の打ち込みや多彩な音色。
もし、興味がおありのご奇特な方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
コロナが落ち着いたとき用に8重奏版を作ってみようかなと
この曲について、今回はピアノのアレンジを作りましたが、前述の吹奏楽版を演奏した直後に「アンサンブルに向いているんじゃないか?」という話を団員さんや、聞きに来てくれたTwitterのフォロワーさんからいただきました。
これの演奏は2018年ですので、本当はその当時に取り掛かっていればよかったのですが、まぁいろいろありまして、達成されていない状態です。
今回ピアノアレンジをして「アンサンブル全然いけるんじゃないか?」と思いました。
特に、ピアノソロでそれっぽく仕上がったのを聞いて、確信にいたりました。
ピアノソロでそれなりに効果があがるアレンジができていれば、8重奏くらいの編成であればおそらくなかなか効果のたかいアレンジができるのではと推測しています。
ということで、今度はアンサンブル向けアレンジに取り掛かってみようと思います。
演奏チャレンジをお待ちしています
ここまでお読みくださって皆様、本当にありがとうございます。
こちらの譜面ですが、近いうちに譜面を綺麗にして、ソロと連弾をセットにして販売を予定しています。(連弾については、もう少し簡単版の収録も検討中)
ということで、気が向いた、奇特な方がいらっしゃいましたら、是非取り組んでみてください。
ご連絡お待ちしております。