メスのうさぎさんは子宮がんになる可能性がかなり高い。
それは恐ろしい。。。
と思って決めた手術だったのですが…
ということでネザーランドドワーフの「コロ」が9か月で迎えた去勢手術の記録を記載したいと思います。
同じような手術を検討している飼い主さんへ、あくまで一例ではありますが「こんなことがあったよ」ということを共有できれば幸いです。


メスだと思っていたネザーランドドワーフ、実はオスだった!? 9か月で迎えた去勢手術の記録
手術をしようと思ったきっかけ
避妊手術をしようと思った一番のきっかけは、メスの子宮がんのリスクを除去するためでした。
メスだと思っていた理由は後述のエピソードをご覧いただければと思います。
うさぎのメスは6歳で80%の確率で子宮がんになるという情報もあるとか。。。
うさぎも飼育方法の確立で長生きする子が増えているそうです。
「コロ」も長生きしてほしい。そう思っておりましたので、手術はした方がいいんだろうなと思っておりました。
結果的にはこの病気になる可能性はなかったため、杞憂だったのですが…
ただ、オスでも睾丸腫瘍になることがあるらしいということも聞きましたし、後述スプレーやケージ外でのおしっこについても悩んでいましたので、どっちだったとしてもやっておいてよかったのかな。と今は思っております。
【獣医師監修】うさぎの精巣腫瘍ってどんな病気?原因や症状、治療法や予防法を徹底解説! - うさぎとの暮らし大百科
オスの精巣がんや腫瘍については子宮がんより詳しい情報は分かりませんでした...
手術日決定までの流れ
これは、いくつかパターンがあるものと思います。
あらかじめ電話などで連絡して決めることもあると思いますが、私の場合は、爪切りのついでに避妊手術の相談をしまして、その場で日程を決めました。
手術の数週間前のことです。
かかりつけでは、手術の前、1か月以内に様子を見せてからということでしたので、ちょうどタイミングが良かったように思います。
この時に、ざっと当日の流れと同意書をいただきました。
手術当日の動き
午前中に病院に「コロ」を連れていきました。
診察室に入って、「コロ」の様子を伝えまして、検査をしてから手術に入る旨の説明を受け、あらかじめ記載しておいた手術の同意書をお渡しし、コロも預けました。
その後、後述の検査があり、手術があり、一晩病院で様子見して、私は5日後の午前中に引き取りしました。
本来は、翌日引き取りだと思いますが、所用により病院がやっているホテルに預けたため、やく1週間くらい面倒を見てもらった形です。
手術前の検査について
- 体重測定
- 血液検査
- レントゲン
の3種類をやってくれました。
検査内容については、手術後の面会の時に教えていただきました。
(特に問題がなかったので事後ということのようです)
まず体重は1.34kg(前回測った時より増えていました!?が、太ってはいないそうです)
血液検査の結果はこちら
生化学検査
| 項目 | 基準値 | 検査結果 |
|
血糖値 GLU |
115-214 | 109mg/dL |
| 血中尿素窒素 BUN | 10.9-28 | 11.5mg/dL |
| クレアチニン CRE | 0.6-1.4 | 0.63mg/dL |
| 中性脂肪 TG | 48-205 | 62mg/dL |
| 総蛋白 TP | 4.9-6.9 | 6.0g/dL |
|
アルブミン ALB |
4.6-6.3 | > 6.0g/dL |
| GOT | 9-36 | 45U/L |
| GPT | 12-72 | 63U/L |
| アルカリフォスファターゼ ALPi | 24-76 | 82ALPi(U/I) |
血液学検査
| 項目 | 基準値 | 検査結果 |
| 白血球数 WBC | 52-125 | 80 WBC(100/μl) |
| 赤血球数 RBC | 510-790 | 605 RBC(万個/μl) |
| 血球容積 PCV | 33-55 | 36% |
| 血小板数 PLT | 25-65 | 43.1 PLT(万個/ul) |
基準値から外れて上下しているものもあるが、問題になるような値ではないとのことでした。
なお、アルカリフォスファターゼというのは成長期は高く出るらしいです。
レントゲンも問題なしでしたが、写真を見せてもらいまして、以下のようなコメントでした。
歯(かみ合わせ):問題なし
骨折:なし
内臓:肺はつぶれていない、胃に内容物があってちゃんと食べているし、腸も動いている。(ウンチは排出待ち行列たくさんという感じでした)
手術について
こちらは、病院でお任せしたので様子は分かりませんが、麻酔をかけた手術のようです。
お腹を開かなくて済む手術だったということもあったと思われますが、比較的短時間で終わったように思います。
手術後の面会
手術前に後述のお話もかねて電話をいただいたのですが、その時に手術後に面会が可能ですよとのことでした。
(手術後1日は病院にお泊り)
都合により、そのまま病院内のペットホテルに数日間預けることになっていて、様子が見られないので、当日中に面会に行きますとお伝えしまして、夕方に向かいました。
順番が来ると、手術後2,3時間後くらい(?)のコロとご対面。
眼球保護の(多分)軟膏の跡が残っていて、涙の跡みたいになっていたのが、記憶にあります。
丁寧に手術してくださったのだなと感じました。
先生によると、すでに麻酔から覚めていて、割と元気で、ホリホリしていたとのことでした。
ちなみに、自分が面会したときもしていました。
「コロ」は割と回復が早い方のウサギさんだったようです。
後日談として、翌日は食欲が落ちる子が多いとのことでしたが、翌日すでにペレットも完食していたとのことでした。開腹手術じゃなかったというのも大きいかもしれませんね。
とはいっても、いつもよりは若干おとなしいかな?とは思いましたが、意識もはっきりしていたようです。
ネザーランドとしてはやや大きめの1.34㎏というのも幸いしたかもしれません。
獣医師の解説動画などでも、極端に小さい子より体格に余裕のある子の方が麻酔管理がしやすいという話を目にします。
麻酔や手術で亡くなってしまう子もいるということですから、無事に終わったことに感謝しなければなりませんね。
また、手術したところもちょっと見せていただきましたが、お尻付近に縫い目が2か所ありまして、ちょっと痛々しいかなとも、思ったよりは小さいきずかなとも、思いました。
そして、後述の「お尻の周りのなんか変な黒いもの」は陰嚢だったことが確定しました。
引き取り(手術後の診察)
本来は、おそらく引き取りは翌日で1週間後にもう一度連れていくというのが必要だったようですが…
今回はちょっと特殊ケースで、前述の通り5日間余計に病院に預けていて、ほぼ一週間後の状態のため、特に異常がなければ1週間後の診察は連れてこなくて問題ないとのことでした。
そして1週間経過。
ということで、コロの去勢手術は無事完了となりました。
費用について
血液生化学検査、血球計算検査、X線検査(2方向)、去勢手術(オス)合わせて48000円弱くらいでした。
地域、病院や追加検査の個数、個体の状態などによって異なると思いますが、ご参考までに!
手術にまつわる小話
実はオスだった⁉
「コロ」なんですが、実はショップのいた時点では性別不明でした。
まだまだちっちゃかった最初の検診の際に「メスかもしれませんね」と伺ったこともあり、すっかり「コロ」は女の子なんだと思い込んでいました。
(ちょっと男の子みたいな名前でごめんよ~)と思っておりました。
しかし、成長していく中で、手術を前に改めて確認したところ、実は男の子だったことが分かりました。
うさぎさんは幼いころの性別判定はとても難しいそうで、後になって性別が実は違ったというのは、よくあることらしいです。
少し驚きではありましたが、言われて思い返してみると、実は「もしや?」と思うこともいくつかありまして...
いつだったか、お尻の周りになんか変な黒いものがある。というのに気が付きまして、「臭腺なのかな。。。」病院で聞こうかなと思って忘れていたことがありましたが、どうやらこれが陰嚢だったみたいです。
それ以外にも、もしかしたら...と思い当たる節が。
幼いころはなかったのですが、ある時からへやんぽ中に外でおしっこをするようになってしまい、困ったなと思っていたのですが…
もしかしたら、オスのマーキングだったのかもしれません。
そういえばジャーっとしてしまうだけでなくて、ひっかけられたこともあった。
メスでもないこともないようですし、個体差やしつけの問題もあるようですが、どうやらオスの方が縄張り意識が強く、外に尿の匂いをつけたがる傾向が強いらしいと知りまして...
まだ、トイレトレーニングの途中ですが、収まった暁にはまた顛末を書こうと思います。
ちょっと変わった性格の「コロ」
この節はちょっと脱線の小話です。
「コロ」はちょっと変わっている性格をしているようです。
というのも、病院も先生も看護師さんも怖くないみたいなのです。
小さいうちに病院に連れて行ったことや、すでに何度も通ったことがあるのが影響してなのかな?
(小さいころに連れて行って慣れさせた方がよいという情報も見て、早めにお迎え時の検診に連れて行った、結果通院することになって強制的に慣れた面も大きいのかなと)
うさぎさんの場合、キャリーを開けると奥に引っ込んでしまって出てこないということがよくあるらしいのですが、「コロ」の場合は、キャリーの上蓋が開くとひょこっと顔を出してしまう性格です(初診の時から顔を出していた)
(本当の初回はちょっとなっていたかもしれませんが、)もう診察室に入ってもパニックにもならず、バスタオルにさっとくるまれて、その上、先生になでられてリラックスしている風ですらありました。。。
かわいがってもらえるのも、いい子にしてくれるのもうれしい反面、先生や看護師さんにも愛想を振りまく姿を見て、ちょっとだけ寂しくなる飼い主なのでした。
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