たまには、私も役に立ちますぞ!という記事を書いてみます。
「自画自賛記事乙(怒)!」とか思わないで、優しく見守ってくださいね!
即席でアレンジをしてみました
経緯
日曜の春色コンサートの時のことです。
当日、会場に行って、簡単に打ち合わせをしていたところ、そういえばアンコールを用意してなかったね。という話になりました。
「なしにしよっか?」
「いや、でもあったほうが…(プログラムで演奏する)この曲をアンコールにすればよかったねぇ」
「本編でやった曲をもう一度やる?」
「でも、それだとちょっとつまらなくない???」
みたいなやり取りがありまして…
アンコールがないのも、確かにちょっと締まらないかなぁ。なんて思っておりました。
そこで…
私「春の歌、なにか知らないですか?春の小川とか?」
Aさん「春が来たとかどう?」
で、ピアノに向かって、おもむろに作ってみたのがこちらです。
実物は譜面差しにしようとメンバーが持参してくださった、ピンクの紙に書きました。
それに、チラシを線引き代わりにして、ボールペンで五線を弾いて、即席五線紙を作り、これを書きましてん。(なので、実物とはちょっと違ったりしたかも)
弾いてから10分くらいでできたと思います。なんせ、即席で作った雑な代物でしたから。それはそれは、やっつけ感のあるハンドメイドのぬくもりを感じる代物でございましたよ。
結果、実演成功
雑な手書きのぬくもりのある譜面ピアノさんに弾いてもらいまして、クラ、オーボエ隊は、開始の音を確認して、クラ、オーボエ、クラ、最後全員での順で、歌部分を4回演奏しました。4回も歌を繰り返したのは、繰り返さないと短すぎて間が持たないから。という裏話を暴露。
最後の全員合奏では、管楽器全員旋律だとつまらないなかなぁと、私は、ほとんどロングトーンのこれまた即席オブリガートを演奏しました。
「あー、おいしいとこもってってずるい」って言われましたけど、「面白くしたほうが、お客さん的にはいいでしょ?」と(^_^;
奏者はそもそもノリノリで演奏していたのですが、聞いてくださったお客さんも本当にノリがよく、温かかったので、盛大な大合唱をしてくださいました。
結果的に、素晴らしいアンコールで演奏会を締めくくることができました。
うまく行かないことが多くて傷ついていた自尊心を、すこーし、回復できるイベントでございましたよ。自尊心大事ね。
アレンジのポイントを少々解説
1小節目2拍目裏。ちょっとひねくれているんですけれども、この譜面の通り「C♯dim7」と通常の「Eb」の和音のものの2通り弾いて、「どちらがいいですか?」と問い合わせてみたのですが、結果的にひねくれてるC♯dim7の方になりました。
ひねくれているだと言葉が悪いですね。おしゃれと言い直します。
メンバーのSさん曰く「わたしっぽい」だそうです。
これくらいは朝飯前…だけれども
私、ほんとーに売れてないとはいえ、作編曲家の端くれですので、こういうときこそ、私の存在意義が問われるというものです。
しかし、こんなん、本当に自慢するようなものではなくて、作編曲家であれば、ひょひょっと作ってしまうものでございます。多分、作編曲家として活動しておらずとも、ヤマハのグレードを持っているような人でも出来てしまうように思います。
そして、第一線で活躍している方は、もっとすごいのを作ってしまうのでしょう。
一流の人からすれば劣るであろう上に、一般社会で使えるか?と問われるとそうでもなく、披露する機会も、役に立つ機会もさほどありませんが、でも、客観的にみて誇っていい特技ではあると思いました。
普通はできない。多分一般人の8割はできないはず!9割???
そういえば、似たようなエピソードを思い出したのでもう一つ。
市内の少年少女合唱団の伴奏を引き受けさせていただいたとき、練習中に「お誕生月の子をハッピーバースデーの歌でお祝いする」という粋なイベントをやっておりまして、普段は歌だけらしいのですけが、せっかくピアノの前に座っているし、伴奏を付けてあげようかなーと、つけてみましたー。
最後 maestosoしてトレモロとかグリッサンドとかも入れてみました。
その結果、思っていたよりもよっぽど喜んでもらえたようでございました。
そう、あまり卑下するようなものではないのだろうと思います。
特技、つかえる時は恥ずかしがらずに、使うが吉です!自分の株も上がるし、本当に喜ばれます。人に喜んでもらえるということは、自分の幸福度をアップさせますよー!
(ここでは隠してないけど)日常的には隠れた特技を持っている私、すごい。と今日は思うことにします。
しかしなぁ、もうちっと役に立つのないかなぁ。。。
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