POPSにも果敢にチャレンジ!クラシック作編曲家 田丸和弥の音楽日記

鴨川在住の作編曲家が、作編曲家、演奏家、音楽愛好家さんへの便利情報を提供します。時々鴨川ネタもご紹介


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アレンジはよいよい演奏は怖い… サザエさん一家

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今日はアレンジワークスをご紹介してみたいと思います。

この手のアレンジはお手の物でございます。

 

 

 

アレンジは簡単!演奏は難しい…サザエさん一家

数年前まで、縁ありまして、地元の旅館で演奏をさせてもらっていました。

 

その時に、「宿泊客のみなさんが知っているような曲があると大変いいですね!」という話がでまして。思案した結果、みんな知ってる(症候群にすらなってる)サザエさんのメドレーを取り上げました。

そちらのほうは、日曜日のオープニングで始まりまして、劇中曲をふんだんに使いました。また、目玉要素として、昔懐かし火曜日サザエさんのオープニングとエンディングも織り込んだ渾身の作品となっていました。とても楽しい作品でお客さんからも好評をいただけた…のですが。

 

こちらは、youtubeで公開はちょっと難しいとのことで、非公開なのです…

そういう曲他にもいくつかございます…

便利な世の中になりましたが、難しいこともあるということで、残念ですが…

 

で、こちらの「サザエさん一家」ですが、こちらはyoutube公開OKの属性なので、貼りますー。

 

www.youtube.com

 

 

サザエさん一家

サザエさん一家

 

 

 

 

いわずとしれた、日曜日のサザエさんのエンディングテーマですね!

 

アレンジの方法について

さて、私がやるアレンジの方法についてご紹介したいと思います!

といっても、

1.原曲の譜面がある場合は「譜面から起こす」

2.譜面がなく音源がある場合は「耳コピして起こす」

の2パターンなわけですが…

 

この曲は、2.で作りました。

耳コピーについて

耳コピーをされている方、探せばたくさんいると思いますが、「いったいどうやってるの?」と思っている方もいらっしゃいますよね?

私のやり方を書いてみようと思います。大体以下の順番で行います。

 

1.or 2 ベースラインを聴きとる

2.or 1 メロディを聴きとる

3.コードを聴きとる

4.オブリガートや飾りを聴きとる

5.打楽器を聴きとる

 

1.と2.については、どっちが先というのはないです。しいて言えばベースから聞き取るのが多いかな???

やっぱり、外声(メロデイはそうとも限らないのですが…)は目立つのでそこから攻めていくのは王道だろうと思います。

 

ちなみに、外声と言いますのは、簡単にいうと一番高い声部と一番低い声部、例えば、混声四部合唱で言えば、ソプラノとバスを差します。

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外声と内声

この譜面を例えば上から「ソプラノ、アルト、テノール、バス」とすると声部というのは横のラインの一つ一つを差します。ソプラノで1つ、アルトで1つ、テノールで1つ、バスで1つ声部がありますので、この譜面には4つ声部があることになります。

5線で見るとわかりやすいのですが、外声というのは、外側にある音符の2声部を差します!

 

耳コピに使っている能力は?(自己を振り返っての仮説)

私のやっていることを振り返って、思いついたのは「(程度としては、低め*だと思われますが)絶対音感」、「和声の感覚」、「聞き取った音程とリズムを譜面に起こす能力」を使って、耳コピをしているように思います。

*楽音は聞き取れますが、噪音は聞き取れません。という意味で、「低め」なのかなと。チューブラーベルの音のような倍音を強く感じる音を聴きとるのも苦手です。

 

和声の感覚とは、和音の流れを想像する力とでも言いましょうか。

絶対音感と採譜の能力だけでも、この作業は簡単にできると思いますが、和声の感覚を持っていると、聞き取ったものに対して、正しいのか否か検証ができたり(原語の文法を知っているようなイメージ)、候補が絞れたりといい面があります。

絶対音感はある程度年齢が言ってしまうと習得は不可能なようなのですが、和声感覚は経験を積めば年齢関係なく習得できるはずなので、今は持ってない…という人も身に着けるといいと思います。

耳コピのみならず、いい演奏をする力も伸びます。(トニック、ドミナント、サブドミナントって聞いたことありますでしょうか?和声感覚はそれがわかる感覚と言ってもいいかもしれません。トニック、ドミナント、サブドミナントがわかるようになると、「ただいま鳴っている和音がどういった役割を持っているのかわかる=どういう演奏をすればいいかわかる」と言っていいかと思います)

 

ちなみに、絶対音感(基準となる音がなくとも音名がわかる能力)ではなく、相対音感(基準となる音の音名が示されれば、その音から辿って別の音の音名がわかる能力)でも耳コピはできるかもしれません。

楽器を利用して、今聴きとろうとしている音の音名がわかれば、OKだろうと思います!

ちなみに、和声感覚に密接にかかわるのは、相対音感で、演奏に重要なのは、こちらの音感だろうと言われています。体感的にも、相対音感は、文法やルールを理解する能力だと思いますので、納得いくものであります。

 

リズムと音程を書き出す能力。リズムと音程を自分で再現できる人(たとえば、歌える、手拍子でリズムを取れる人)は、あとは五線にトランスレートする力を習得すればいいだけです。これも経験です、慣れです!

譜面をかけると便利ですよー。

 

 演奏は難しい…

 主にピアノです、他はそうでもないかも。

ノリを再現し、維持し続けるのに苦労しました…

この音源でも後半はそこそこうまく行ってますが、前半は乗り切れてません。

右手で「うんチャチャ、うんチャチャ」と弾きながら、左手で「ズーンタ、タンタタ」とか「ズーンタ、タタタタ」とかはめるのが、なんとも難しかったです。

それに、文脈上必要なアクセントを付けたり…とか…

はーん(泣)という感じでした。実際は、泣いてませんけど。

聴きやすい曲だからといって演奏が簡単…とは限らないのですよね。

 

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どうぞ、よろしゅうに。