POPSにも果敢にチャレンジ!クラシック作編曲家 田丸和弥の音楽日記

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ディズニーってすごいな… からの木管五重奏とピアノの編成流行りたまへ

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昨日の記事はちょっと間を空けて書こうかなと思いました。読み返して見ると、我ながら圧が強い(苦笑)

 

 

ということで、今日はアレンジ作品をご紹介してみようかなと思います。

ディズニーメドレー 木管五重奏とピアノのアレンジ

演奏動画

www.youtube.com

 

2012/10/14の演奏ですー。ちょうど30歳くらいの頃だ…

 

こちら、渾身のアレンジ作品です!

原曲がとにかく、有名なものばかりで、楽しくて、名曲ぞろいで…とディズニーの音楽ってなんでこんなにキラキラ夢いっぱいな感じなのでしょうか。

と、そんな素晴らしいディズニーの音楽を11曲も使った大作ですっ! 演奏はけっこう間違えてるけど、目をつぶっていただきたく…

 

メドレー解説

このメドレーで使った曲や、アレンジするにあたってこだわったポイントなどを記してみます。

曲目リスト

  • エレクトリカル・パレード(バロック・ホーダウン) : G.キングスレイ
  • 不思議の国のアリス : S.ファイン
  • ハイホー : F.チャーチル
  • ホール・ニュー・ワールド : A.メンケン
  • 美女と野獣 : A.メンケン
  • アンダー・ザ・シー : A.メンケン
  • クマのプーさん : シャーマン兄弟
  • 魔法使いの弟子 : P.デュカス
  • 悪役達 - ディズニーファンティリュージョン! : B.ヒーリー
  • エンチャント・フェアリー・ガーデン - ディズニーファンティリュージョン! : B.ヒーリー
  • ハッピー・エンディング - ディズニーファンティリュージョン!: B.ヒーリー

 

エレクトリカルパレードで始まりファンティリュージョンで終わる、パレードで挟んでみましたなメドレーになっています。

 

アレンジに潜ませた仕掛け

2曲のパレードの音楽をメインテーマのように扱ったこのアレンジなのですが、この2曲を使った仕掛けも曲中に施してあったりします。

たとえば、残りの各曲のつなぎの部分だったり、各曲をまさに演奏している時に裏側で流れていたりなどなどします。

 

例えば、

2:46 ハイホー前のつなぎ、「チャッチャララン」=エレクトリカルパレード、「ポン、ポン、ポン」=ファンティリュージョンって感じです。ちなみに、この裏のピアノの「タンタンタンタン(高い)、タンタンタンタン(低い)」はハイホーの予告

3:16 クラリネットがハイホーを演奏している裏のピアノでエレクトリカルパレード

3:19 オーボエがハイホーを演奏している裏のフルート、ファゴットがファンティリュージョン ハイホーのアレンジはこのメドレーで一番崩したんですが、「あ、自分こんなん作れたんだ」という発見があったアレンジだったりもします。

5:38 美女と野獣の裏のピアノがエレクトリカルパレードの反行(五線に水平な線を引いて線対称にするイメージ)ファンティリュージョンの反行も一部あり

 

みたいなものが数々。

魔法使いの弟子の裏側で、オーボエとホルンがファンティリュージョンをピアノの右手がエレクトリカルパレードを演奏しているのですが、わかりますか???

一番見つけづらい仕掛けかも!作り手としては、「むふふふふ」と思って入れてますけれども、もしも誰にも気づかれないとしたら、それはちょっと悲しいかもぅ。

 

もう一つの仕掛け。

曲の最後の方においては、逆に今まで出てきたテーマをつなげて新しい旋律を作ってみたりもしています。

 

私のアレンジでは、よーく耳を凝らしていると「おやっ?」もしかしてと気づくような、こういう仕掛けを埋め込んでおります。好きなんです、こういう仕掛け。なんだろう、一度目は「ふんふん!楽しいわぁ。」二度目は「おや、はー、こういう仕掛けがあったのねー」三度目以降は「あれあれあれ、まだまだたくさん見つかる!!」みたいな風にできていたら、目論見どおりなんだけれども。

いずれできるようにしたいです。

 

 

 木管五重奏とピアノという編成

曲の仕組みの話はここまでにして、編成のお話をば少々。

曲数が決して多いとは言えないのですが、ちっちゃいオーケストラみたいな音がする魅力のつまった編成だと思っています。

多彩な音色が特徴であり、難しさであり、また魅力である木管五重奏に、器用に立ち回れる上に、音色の全く異なるピアノが加わると、豪華絢爛な響きになり、充実した響きを持つアンサンブルになります。

管楽器奏者にはメリットもありまして、木管五重奏より疲れにくい傾向があります。

というのもピアノがあるから、「休める!(可能性が上がる)」ということです。ほんま、管楽器だけの四重奏とか五重奏とか辛いねん…三重奏なんてめまいが…

 

また、これは書き手として感じる面が大きいことかもですが、「ファゴットがベースばっかりじゃなくなる」というのも大きいです。

木管五重奏だと、ベースラインをやるのはほとんどがファゴットで、ホルンが時々、たまにクラリネットも…みたいな感じです。これ以外の選択肢としては対位法的にするか、和音を高音に集めるか…しかないんですよね…
ここに、ピアノを入れちゃうと、まるでチャイコフスキーのオーケストラ曲のようなファゴットの使い方(フルート、クラ、ファゴットの2オクターブで旋律とか、フルートとユニゾンで旋律)とかもできちゃう。

五本しかないと、ユニゾンで使うのがもったいないんですよね。役目の多いファゴットは特に…

 

でも、ピアノを入れると強力な代役が可能なわけで、ファゴットを音色変化を楽しむために使えたりするわけです。

 

 

あー、なんてすばらしい編成なんでしょっ!

 

 

ということで、もっと普及しないかなピアノ入り六重奏…

 

いまいち流行っていると思えない原因?

多分、演奏者を集めるのに難がある、というのがあまり流行ってない原因な気もする。

木管五重奏はいくらでも作れると思うし、ピアニストの数も掃いて捨てるほどいると思うのだけれども、それをくっつけるとなるとちょっとハードルが上がるのでしょうかね。

 

パレード音楽すばらしい!

もともとパレードと言えば、エレクトリカルパレード派!だったのですが、ファンティリュージョンもいいですね!

特に悪役たち!のアレンジが秀逸。

格好いいです…

アラジンの悪役のアレンジなんて、アラビアーンな音階も含まれていて、とても幻想的、よきかな…

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エレクトリカルパレードもファンティリュージョンも好きでえらべなーい。 

 

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