こんばんはー。今週も残すところあと1日ガンバロー。
さて、今日はタイトルの件についてです。
訪問ピアノ教室を開こうかなと画策していて、思い出したのですが、私、YAMAHAの指導グレード5級を持っています。
いつとったか確認すると、9年も前。はー…めっちゃ昔や…
で、当時の記録が残っていたので、補足しながら書いてみようかなと思います。今は多少違っていたりするかもしれませんが、これから受けるみなさんの心の準備にはなるかなと。。。
YAMAHA 指導者グレード5級を取得
ヤマハ指導者5級受験の一日
本日(2010年7月25日)ヤマハの指導者5級を受けてきました。
試験の順番は、実技、筆記の順。
実技はとっても緊張しました。
いつものように、直前まで何とも思わないのに、ピアノに座って楽譜みたら真っ白。
では、時系列で。
実技試験
ソルフェージュ
- メロディ視唱*1
これは、かなり良く出来た。導音が一度だけ低めになってしまい「あっ」と思ったけど、全体的には良く出来ました。講評もかなり良かった。自然な抑揚をもって歌えた。この自然に歌う力は、アンサンブル団体に所属したことで培われたものだと思う。 - 弾き歌い*2
これが、一番まずかった。Allegrettoだったのにゆっくり弾き、音形を間違え、4段あるうちの3段目は全然違うことを弾いた。ここら辺、緊張マックス。
鍵盤実技
- 伴奏付け*3
これもあんまりよくなかった。ベースラインがでこぼこして不自然になってしまった。後半の前半(?)の旋律が個人的にトリッキーで、何を弾いたか覚えていない。この試験も緊張していて、あんまり覚えていない。 - 移調奏*4
弾き方は自然だったとの講評をいただきました。後半1小節、間違えたのが悔やまれる…
筆記試験
調音
4小節程度の曲を聴き、旋律、コード、ベースを書き取るもの。これは多分出来たと思う。
楽典
調判定と音程あてが一問不安があるっちゃああるが、多分出来たと思う。
コード進行法
カウンターラインの最後の2小節が若干不安だけど、多分まぁまぁと思う。
そんな感じ。。。
自分の中では実技が合格ラインなら、多分大丈夫。(まぁ、大はずれしてるかもだけど…)
(以降、2019年2月22日追記)
結果、合格しておりました。点数はそんなに良くなかった気がするけど???
なんとなく、当時の緊張を思い出してしまいました。今も同じ形式の試験なんでしょうかね?もし、これから経験される方がいらっしゃいましたら、一つの経験談として読んでいただけたら幸いです。(ほら、ちょっと心構えができるかもしれませんよ)
4級とか、ピアノ(実は5級に一度落ちて、それっきり、再受験しておけばよかったorz...)もちょっと興味がある。
試験勉強について
ちなみに、この試験を受けるにあたって、実技のテキストをいくつか購入しました。
といいますのも、実技の「弾き歌い」「伴奏付け」については、いったい全体何をやるのか想像がつかなかったし、「移調奏」については経験がなかったため、です。
特に、移調奏*については、不安で不安でしかたなかったので、6級の初見演奏練習本を買って、それで移調奏の練習をしていました。
さまざまなスタイルの曲が収録されていて、よい練習になりました。
本書のはじめにたとえ話としてとてもよいことが書かれているので引用します。「初対面では相手の気持ちが理解できないために,話が進まず(中略)このことは,そのまま初見演奏にもあてはめて考えられると思います」
これはよくわかります。経験は武器になります。余裕が生まれます。
練習は裏切りません、(良質な)本番の数も自身になります。
試験もきちっと対策を取って、経験値を溜めていけばきっとクリアできるはずです。
わたしは、次はピアノか…な…
* 移調奏のイメージです。
たとえば、「完全五度上での移調奏」の場合、左側の譜面を見ながら脳内で右側の譜面に変換して弾く…のような感じです。
右側の譜面は臨時記号でFに#を付けていますが、脳内変換にもっとイメージを近づけると、調号に#を一つ追加するイメージです。
移調奏のコツは、移調した後の調性の判定と、その時にどの音に#やら♭やらがつくのか!?ということです。
元の譜面に臨時記号がついていると難易度が上がって、ふにゃ…となります。(たとえば、移調の程度によっては#→♮に読み替え、とか♭→♮に読み替えとか必要になりますからね…)
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