こんばんは!やっと週の半ばも過ぎましたね。
私は今週は6日連続勤務なので、まだ2日あります。
でも、あと2日とも言えます。
冬の門出の曲
さて、冬の曲なにかないかな~。なんて思っていたのですが、大分昔に作った曲を思い出しました。
空気の澄んだ冬、雪がちらちらと降っているが、それがとても幻想的で素敵な景色だ…今日は大切な日。忘れられない、いい日になりそう…
こんなイメージの楽曲です。
作曲の経緯エピソード
こちら、大学の後輩の結婚式の余興で演奏するために作ったものです。この時の新郎の後輩君とは今もごくたまーに会ったりするのですが、大学生の頃はそれこそよく遊んでいたメンバーの一人でした。卒業してからもまだ若い時はちょこちょこ集まって遊んでいたなぁ。懐かしい。
この曲を作ったのは、もう10年近く前のことになります。月日の経つのは早い…
さて、この曲のオーダーですが、詳しくは忘れちゃった(爆)
たしか、メンバー指定だったような記憶はあります。シンプルな感じをご要望だったような気もします(小難しくなりやすいので、釘を刺された感じです...)
で、彼は式の前に確認したんだっけっかな?しなかったんだっけかな?(もう一人後輩の結婚式に書いたのですが、少なくともどちらかは「本番楽しみにしています!」といって、式の前には聴きませんでした)
改めて聞いてみると、曲調については、オーダー通りになったかなと思います。シンプルシンプル。作りについては、ファゴットに休みがあまりなくてキツイと言われました…
あぁ、確かに…ごめんよー。
曲について
ちょっとだけ。タイトル「ある冬の日に」はちょうどこの彼の結婚式が冬だったことにちなみました。
個人的なことなのですが、僕、「冬」が好きなんですね。「寒いのが好き」という意味ではなくて、冬の持つ雰囲気、印象とでも申しましょうか。
澄んだ空気の感触(実際は乾燥して痛かったりするけど…)だとか、今はまだ眠りについているけれどもこれからの新しい始まりを予感させる季節である(昔は全て眠りについてしまうため、季節にカウントされていなかったとか?)だとか、雪の幻想的なイメージ(雪が降らない地域で生まれ育ったため憧れがあったりします)だとか、肯定的なイメージなんですよねー。
逆にあまり好きでない季節は秋で、終わりを感じさせるから…
そんなこんなで、自分が「冬」とか「雪」とかつける曲は正のというか、明るいというか、な曲が多いと思います。
ちなみに、冬っぽい感じはしますでしょうか?
個人的冬ポイント、コーダに入ったばかりのところ、管楽器がD音で伸ばし、ピアノが下がってくるところは、雪がちらちら降っているところをイメージして作りました。
それ以外にも全体的に空気感は冬のイメージなんだけど…どう聴こえますでしょうか?
こんなこと書いていてなんですが、曲なんて好きなように聴いてもらうのが一番いいんですけどね。
編成について
フルート、ファゴット、ヴァイオリンとピアノってちょっと変わっているかもしれません。ファゴットがチェロになったら、もう少し一般的かな?
でも、この曲はファゴットの音色の方が合っているような気がします!
この曲の最高声部でメロディを書こうと思うと、フルート、ヴァイオリン、ピアノの3択がありますが、それぞれ音色が全く異なるので、色彩感豊かに書ける!のがよいところで、スイッチの仕方を間違えると、違和感が…というのが難しいところかなと思いました。
とくに、フルートとヴァイオリンを交差させて使うところなんか、これでよかったのかな?と今でも思ったりもします。
悪いということはないんでしょうけれどもね!
処理をうまくしないと、変に聞こえるかも。奏者に委ねる部分は多いかもしれませんね。
楽譜売ってます!
お祝いのために書いた、祝福の気持ちを込めた楽曲ですので、そういう場で是非演奏していただきたいなと思っております。
木管楽器+ピアノや弦楽器+ピアノでも演奏できるようなオプションの譜面も入っています。
個人的には、ヴァイオリン2、チェロ、とピアノの同属弦楽器+ピアノの演奏だとどうなるのか、気になるところではあります。
どなたかやってくださったりしませんか???
暦の上ではすでに春?
そろそろ、寒い時期も終わりですね。