みなさんこんばんは、お元気でしょうか?
私は、昨日一日ダウンしてたおかげか、ちょっと復活できました。(まだ、油断はできなさそうな感じ)
さて、本日のお題は件名の通り「ピアノを習い始めたきっかけ」です。
読者さんで、ピアノを習っていたという方いらっしゃるかと思うのですが、どういったきっかけだったでしょうか?
自分の周りの人の話を聞くと「親の勧めで」というのが結構多い印象です。きっかけは親の勧めだったとしても、もし途中から「面白い!」と思えたのであれば、それは幸いだったと思うのですが、もしそうでなかったとしたら、これほど辛い習い事はないのではないかと思われます。
ピアノ…
じっと座っていなければならない。
譜面にかじりついていないといけない。
なかなか弾けるようにならない(初見ですらすら弾けるようになるには、個人差はあるでしょうが、かなり熟練しないと難しいかと…)ため心が折れがち。
譜面を読むのも大変。(ある種の言語を覚えるようなものだと思います)
もし、じっとしていられない子だった、拷問でしょう。
そんな習い事ですが、そこまで熱意持ってやっていたわけでもないのに、結構なレベルまで弾ける人っているもんで、尊敬します。
さて、前置きが長くなってしまいました。
私の場合は、(前も書いたかもですが)自分で習いたいと言って習わせてもらいました。
確か、5歳か6歳かの頃だったと思います。
以前の記事でクラシックのレコードが大好きであったことを書きました。
たぶん、「きっかけは?」と問われると、これ…だったんだろうなと思います。
レコードの前に貼りついて離れないような子供でした。子供故、不注意極まりなく、レコードは傷だらけ、自分でも傷をつけるし、好きな曲を聞こうと針を途中へ落として傷をつけるし、音飛び部分を何としても聞こうとしてさらに傷をつけるし…と大事な大事なレコードさんたちをぐちゃぐちゃにしていましたが、それも愛していた証拠(いや、ホント、今考えると大変もったいないことをしたなと思います)。
いつだったか忘れましたが、幼稚園に入るか入らないかくらいの時に、近所のおばちゃんから音階を習っていたくらいです。どういった経緯で教えてくれたのかわかりませんが、多分私がせびったんだと思われます。
そんな子供だったので、ピアノを習いたいを言うのは自然だったのでしょう。
またしても、どういったきっかけだったか忘れましたが、ピアノを買ってもらえることになり、楽器店の方が訪ねてこられたときに先生を紹介していただきました。「やさしい先生がいい」とお伝えした記憶がございます。はい、とても優しい先生につくことができ、とても貴重なご縁となりました。
そんなこんなで私のピアノ人生が始まりました。
幼稚園から習い始めて(受験の気晴らしにもいいんじゃないの?と勧められ)高校3年生まで、同じ先生についておりました。
大学入学時からは電子ピアノにお世話になりました。
のらーりくらーりと、時々離れてしまうときもありますが、なんやかんや30年以上続けることができています。
具体的にどう役立っているのか?と問われると返答に困るのですが、でも、僕の大きな財産の1つになってくれていると思います。
私の家族ですが、特に音楽に造形が深いわけでもなく、父は高校生のころ、グループサウンズブーム?に乗っかってサイドギターをやっていたそうですが、多分今は全然弾けない程度。しかも「男はドラムだ…エレキだ…」とかのたまう昭和のく●親父なので、時々イラっとします…私が音楽好きになる環境が特段あったわけではないのですが、一つ言えるとしたら、母親が教育熱心だったため、教材の一つとして、上述のレコードがあったことが言えるでしょう。
多分、父は活発な男の子を期待していたと思いますが、なんだかんだ、ピアノを習わせてくれたことには感謝をしております。
悲しいときやむしゃくしゃしたときに一心不乱に弾くと心が落ち着く…ということはあまりなく、ココロの薬…とまでは言えない感じではありますが、ココロのビタミン剤くらいにはなっているかなと思います。まだ独り暮らしだった頃、消音にして真っ暗な中弾くということをときどきしており、なんとなく心がスーッとした覚えがあります。
たまたま、会社のメンタル不調の研修で趣味の話がでたのですが、「無趣味」の方って案外多いみたいですね。案外半数以上がそうだったりするのかも。
その点、自分には好きなことがあって、そして出会えることができて、よかったなと思います(^_^)
今日は誰得記事なんでしょうか(^_^;