POPSにも果敢にチャレンジ!クラシック作編曲家 かずまるの音楽日記

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自宅で一人で演奏可能な作品

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自宅で一人で演奏可能な作品

コロナウイルスによる感染症の影響で、大打撃を受けている音楽業界。吹奏楽関連の出版社も例外でなく、厳しい状況が続いているようです。

各社、この状況でもできることを探し生き残りにかけています。

営利企業なので、儲けていかなければいけません。

そして、また吹奏楽文化を守るためにあがいています。合奏ができない状態であっても、楽器を続けたいという気持ちを持ち続けもらえるように、また楽器に触れる時間を増やせるように…

 

 

 

Stay Homeで奏でる管楽器作品集

ということで、「外出できない今こそ自宅でできる作品を!」をコンセプトにしたソロの譜面に注目が集まっています。

こちらのシリーズです。

www.teeda-japan.com

 

 

ユーフォニアム独奏とピアノのための作品

先日その一作目のドラフト版が完成して、出版社に送りました。初めてのユーフォニアムソロ作品です。

 

いろんな楽器で演奏できる譜面になる予定

ユーフォニアムとピアノを念頭に作曲しましたが、独奏楽器はユーフォニアムに限らずできるようにする予定です。

テナーサックス、バリトンサックス、ファゴット、バスクラリネットはもちろんのこと一オクターブ上げてクラリネット等で演奏しても、さほど違和感はないものになっております。

また、できればトロンボーンでも演奏できるようにしたいなと思っておりまして、主にトロンボーン向けのオッシアも作ってみようかなとは思っております。

楽譜の形態につきましては、出版社と相談になりますが、多少懐の広い作品にする予定です。

 

ちょっと難しくなってしまったかも…

ある程度までの難易度で…という話だったのですが、うーん、逸脱してしまったような気がします…

 

技術的にはそこそこな独奏パート

ソロについては、一部臨時記号の多い場面があるものの、譜面上はそれほど難しくないはず。最高音もG(初心者にはちょっと厳しいけど、1,2年たっていれば出せるプレイヤーもそこそこいるはず)でそこまで高くありません。

技術的には、ギリセーフかなと思っています。

ただし、曲想や、アゴーギクを考えるとちょっと難易度が増すかなと思います。

 

イヤらしいピアノの譜面

ピアノは割と難しい感じになってしまいまして、私は初見では通せません(初見でほとんど止まらずに通せる曲ならば、一般的な中学生のレベル(なんてものはないのですが、イメージ的に…)で、そこまで苦にならずに弾けるかなと思いますが、それはちょっと超えちゃったかなと。

ピアノは全音のピースでCかDくらいでしょうか…

こう書くと大したことないように聞こえるかもしれませんが、左手で対旋律とベースラインを同時に弾く。しかも、対旋律は3連符でベースは8分音符みたいのがそこそこあったりして、曲者かなと。地味なのに、難しいというか。

 

私、楽器歴で一番長いのは圧倒的にピアノなのですが、どうもピアノの書法に苦手意識がありまして(打楽器も苦手だし、サックスもあんまり得意ではないし…とか言い出したら得意なものは果たしてあるのでしょうか…というのは置いておいて)、心配が尽きません。

一応、自分で通して弾けるようにはなったので、セーフかなとは思います…

 

あぁ、しかし、ちゃんとピアニスティックな曲が書けるようになりたい。

 

ギリセーフの難易度だと思いたい

でも、なんとかなるレベルだと信じて、出版社からGOが出るのを祈っております…

 

実演のピアノ伴奏がついてきます

作品集のコンセプトにも書いてありますが…

★無料でダウンロードいただける、ピアノ伴奏音源を準備中!
 お家にいながらピアノとのアンサンブルもお楽しみいただけます。

http://www.teeda-japan.com/teeda_publishing/stayhome.html

 

そうなんです、ピアノ伴奏音源がついてきます

 

ソロの譜面をソロだけで演奏するのって、やっぱりちょっとおもしろくないと思うんです。全パートそろって初めて曲として成立するわけなので…合わせたいと思うのは自然なことだと思います。

(そういえば、高校生のときに一人でクラリネットを練習した時期がありました。学校ではホルンを吹いていたので、当時、クラリネットで合奏する機会はなく…かといって、合わせないと面白くないし…ということで、吹奏楽のCDに合わせてクラリネットを吹いて、合奏した気分を味わっていたことを思い出しました…)

かといって、伴奏者を用意するというのは、手間がかかるものであります。

 

ましてや、こんな状態においては、偶然同居人でピアノを弾ける人がいたりでもしなければ、合わせるなんてことは不可能であります。

 

そんなお悩みを解決するのがピアノ伴奏音源です。

 

ちなみに、ピアノ伴奏音源は私が弾く予定です。頑張りますが、演奏のレベルについてはある程度で目をつむっていただきたいと思いますが…作曲者による自演伴奏音源という意味においてだけは、価値があるのかなと思います。

とりあえず、つい今さっきドラフト版を録音して送りました。

 

楽曲自体のGOも出てませんが、伴奏音源もGOがでるかどうか怖いです。「お前の演奏下手くそで使えんわ!」と言われないように頑張ります…

 

ということで、作品が登録されましたら、改めて通知したいと思います。

 

どうぞ、どうぞ、よろしくお願いいたします。