本日は、まさに現在進行形で起きている病気についての記事です。
体験談的なもので、似た症状がある万人に共通するとは限らないということ、および、医療従事者ではない一般人の見解であることを最初にお断りいたします。
私は病気の診断はできませんし、これを読んで「私もきっとこの病気だ」と早合点はなさらないよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
どちらかというと「早く耳鼻科を受診しよう」と思うきっかけになればよいなと思っております。なんとなく、もんもんと一人で抱えるのは心細いではありませんか。
難聴は放置すると怖いらしいので、早めの耳鼻科受診をお勧めいたします。私も受診しました。
さて、本編です。
昨日こんな記事を書いておりました。
この時点では、「まぁ、様子見で受診は見合わせてもいいかな」と思っていたんです。難聴の自覚はさほどでもなかったので。
でも、それは昨日までのこと。
今日朝起きてみたら、あれれれれ…
人の会話の声がすごく響く、あぁ、左耳にひびく、大きい声でしゃべらないでくれ、不快(泣)
という体たらくでございました。
こういう状態だと心がとても狭くなりますね。相手は、ただ面白い話を聞いて笑っているだけなんでしょうけれども、笑い声が耳に響くは、不安で怒りの閾値が低くなるわで、「ちょっと今こっちに話しかけないで」と言ってしまいました。
もう少し柔らかい表現をすればよかったなぁとは思いました(反省)
こんな状態だったので、受診をいたしました。
下された病名が「低音障害型感音難聴」でございました。
お医者さんも言っておりましたが、病名は症状をそのものを表しているものです。
低音に障害が表れるタイプの音を感じる部分(内耳)に起きた難聴
ということのようです。
難聴というのは、どうやら「伝音難聴」と「感音難聴」大きく2つに分かれるようです。
伝音難聴は外耳や中耳のような「音を増幅して伝える部分」に原因のある難聴で、感音難聴は内耳のような音を感じる部分の難聴。
おそらく、内耳の蝸牛の部分が腫れているのではないかとのことでした。三半規管が腫れると有名なメニエール病になるらしい。メニエール病は怖い… 低音障害型感音難聴からメニエール病に移行する可能性も無いとは言えないらしいので、怖いわぁ…
僕は、23歳くらいの時に「外リンパ瘻」という病気をしたことがあります。
原因は定かではないのですが、酷い風邪を引いていて、強く鼻をかんでいた覚えがあるので、それがきっかけだったのではないかと思っております。しかも、ちょっとおかしいなぁ…と思った時点で、管楽器の演奏を継続しておりました。耳に圧がかかって良くないらしいです…
その時も、左右の音程の差、低音の難聴(バスドラムの音が聞こえない)を自覚したのを覚えています。その時のお医者さん曰く、外リンパ瘻=低音の難聴ではないそうで、内耳に開いた小さな穴がどの部分にできたのかによって変わる…みたいなことをおっしゃっていた覚えがあります。
「今回も症状が似てるな…もし外リンパ瘻だったらやだな」と思っておりました。
と言いますのも、その時は実は2回手術をしたのです。
1回目も成功したのですが、再発してしまいました。
お医者さんには、「再発するなんておかしいなぁ」と言われました。そりゃそうでしょう。ちゃんと治ったんだから…
そう、治ったはずだったのですが、実は私としては思い当たる節がありまして…治って割とすぐに楽器を吹いてしまったんです。まさかそれが耳に悪いとは思わずに…
で、自己申告もできず…結局原因不明のまま2回目の手術をいたしまして、無事成功。
その後10年以上再発もせず、今は楽器も演奏できています。(あぁ、あの時の先生、ちゃんと楽器を吹いていたことを申告しなくてごめんなさい…)
そう、手術なんて一大事。そんなことになったら困ります。また仮に手術する必要がなかったとしても、外リンパ瘻だったとすると安静にしていないといけないのです。内耳にできた穴が塞がらないらしい。こんな転職や引っ越しも控えたこの時期に絶対嫌だ…と思っておりました。
でも、多分今回は違うような気がします。
強く鼻をかんだりした覚えはありませんし、力んだりもしてないし、飛行機に乗ったりもしていません。とはいっても、本当にふとしたことで発症することもあるらしいので、絶対とは言い切れないのですが…
それに、決定的に違う症状がありまして、その時は「めまい」と「歩くのが怖い(平らな道を歩いているのに踏み外しそうな)感覚」があったのですが、今回はありません。
なので、「低音障害型感音難聴」と聞いて、ちょっと安心しています。だからと言って、今回は「外リンパ瘻ではない」とはおそらく断言できないとは思います。まずは一番あやしい「低音障害型感音難聴」の治療をして、経過が良ければ治療継続および治ったら辞めて、経過が悪い場合は他の治療や検査をして、可能性を一つ一つ潰していくのだと思います。
そう、診断がつくという安心感は大きいです。
病院に行って一番よかったなと思ったことは、(まだあっているかわからないにしても)病名がついて、薬が処方されたことです。
なんだかよくわからないけど、不調という状態は、それそのものがものすごいストレスになります。おかしいことには気づいているけれども、何が原因かはっきりしないし、治療もなされていないわけなので…
この不安感が病気をより悪くするように思います。
それを解消するためにも、病院のお医者さまに診ていただくというのは、大きな意味があります。
きっと、快方に向かうでしょう。ええ、きっと。
そして、お願い、薬効いてくれ!と思っております。
ということで、不安を募らせないためにも、気になる症状があったら病院へ行きましょう。というのが、今回の一番言いたいことでしょうか。
蛇足。
低音障害型感音難聴には、ストレス大敵なんだそうです。「この症状が出ているということは、ストレスが溜まってますよというサインだ」という記事も見たりして…
ストレスって見えないから困っちゃいますね。。。
3か月くらいパーッと休めればいいのにね。
ストレス起因と考えられるため、自然治癒もあるらしいとの記事も見ました。
とにかく、早く治ってよ。
翌日に書いた経過の記事です。
最後に…
自分の覚えのためにもリンクをたくさん貼ってみます。