みなさん、こんばんは!
いよいよ、明日は個人コンクールの支部大会となりました。生徒のみんながいい結果になるように、私も頑張らねば。
さて、寒いせいか、眠い日が続いています。そんなときにはおやすみの歌を。
ひまわり畑にてより第五楽章「子守歌」
エピソード
もともとは、フルートとクラリネットの2重奏のために書いた曲なのですが、実演するに際し、ちょっとハードルが高いということで、ピアノを入れた版ができました。もともとは五楽章だけ作れば良かったのですが、どうせならと、全楽章に施す私。好きなことへのフットワークは軽い。今回は、その時のピアノもいれたアレンジ版の動画でございます。
ひまわり畑で暮らす、仲良しの小鳥とリスの一日を描いた組曲。
2 匹仲良く目を覚ますところから始まり、追いかけっこをしたり、喧嘩をしたり、ダンスをしたりして過ごし、また明日も遊ぼうねと眠ってしまうところまでを5つの楽曲で表現しています。
その終曲です。
テーマがかわいらしいので、それにふさわしい曲調でそろえてみました。とてもメルヘンな、私の風貌からは考えられない曲です(見た目や生活態度と曲が一致しないと、学生時代から言われておりました…)。
この演奏は緊張からか若干焦り気味に聞こえるかも…そんなこんなで瑕はあるものの実演はやっぱりいいなと思います。
音が生き生きしてる気がするのです。この曲も全曲録音してみたい…実演したい曲はたくさんあるけれども、全部はなかなか難しいのが現実。少しづつでも増やしていきたいです。
曲について(二重奏を書く勧め)
ちょっくら曲のことを…
2重奏というのは書くのがとても難しいです。しかも管楽器だと特殊なケースを除いて2つの音しか同時に出せませんので…2本で和声がわかるように書かないといけない。(無調の曲を除く)
それはなかなかハードルが高く、心を強く持つのが大変な行為ではありますが、でも、確実な成長をもたらしてくれるものでしょうと、言い切れます。
二重奏よりさらにハードルが高いのでは?と推測しているソロは書いたことがないのでわからない。。。実際はどっちが難しいんだろうか。
ソロの方が難しそうな気がしますが、難しさの種類が違うだけで、どちらも相当大変そうな気がいたします。
バッハの無伴奏チェロなんて、素晴らしいですよね…(分散和音は、ソロで完璧な和声を表現するハードルを著しく下げてくれますが、それだけだとただの伴奏だしね…)そして、あれは管楽器だとなかなか表現できないかも…弦楽器だと、低音の弦で音を持続させることができるので、ちょっとチート感isある。
完全なる1本で和声がわかるように書くというのは、旋律の書法の力が大変に問われそうです。
その点2本を3本に増やすのは簡単です。今回はピアノなので、もっと簡単…ピアノなんて、一度にたくさんの音を出せますからね。。。
2重奏と3重奏で和声が変わって聴こえるところが出来てしまったように思いますが、それを失敗ととらえるか、別の曲だし関係ない、成功だととらえるか…
しつこいですが、2つの音で作曲やってみると、勘が養われます。
最後に、効果が十分とは言い難いソフトウェア音源ですが、全曲の動画を貼り付けて、さよならしようと思います。