皆様こんばんはー、いかがお過ごしでしょうか?
本日は勤めはお休みで、午後から高校のソロコンの伴奏合わせに行ってきました!
みんなやる気満々です。私もガンバろ!
ちなみに、伺える範囲であれば、練習伴奏者や本番の伴奏者、共演など承りますので、お気軽にメッセージください。合唱でも独唱でも器楽の伴奏でも!千葉の房総半島の南の方におります。
吹奏楽お悩み相談窓口
さて、本日は新しいサービスを考えてみました。
タイトルの通りです。
吹奏楽に限らなくて別に構わないのですが、ちょっとしたお悩み相談窓口の需要ってあるのではないかな?なんて思ったのです。
開設した動機
といいますのも、実際にそういう相談に乗ったことが多々ありまして…
例えば…
吹奏楽団の団長をしている友人からは、「この部分を転調したんだけれども、うまくつながらなくて、どうしたらよい?」だったり、高校の吹奏楽部の顧問の先生からは「ここのコードはどう解釈したらよいのか?」だったり、「カットを考えたんだけど、いまいちうまくつながらない」だったり、「コントラバスを足すのと、チューバを2本にするのどっちがいい?」だったり、いろいろです。
指導に伺ったこともございます。
それ以外にも、
・ふと、スコアを見ていたらティンパニの臨時記号落ちを見つけた。(外部指導者に多数来ていただいたけれども、そんなの見つけた人初めてだと言われました)
・ふと、スコアを見ていたら楽譜の変なところ(変位音と原位音が同時に存在していたetc... この現象の全てがおかしいわけではありませんが)を見つけた。出版社に問い合わせをしたところ間違いであったため、訂正のメールをいただいた*。(吹奏楽界隈で大人気の某Tさんの譜面でございました。大人気曲なので、間違ったまま演奏している音源が多数。楽譜の間違いというのは案外あるもので、どう考えても、モダン楽器の一般団体向け楽譜にも関わらずオーボエの最低音がAになっている譜面を見つけたこともあります。見直しはしてもですね、完璧にはならないもんです…)
*追記です。出版社さんから訂正が出ていたのを発見いたしました。
スゴイ、ここお仕事がとても丁寧です。
https://www.fostermusic.jp/user_data/pdf/20170613_kushinada.pdf
などなど。
自分がお役に立てることが案外あるんじゃないかなと思いまして、やってみました。もちろん、食う手段としていろいろ考えているのも事実です。
私ができることは「一見解を提示する」程度の事なんですけれども、それをきっかけにその人なりの回答が見つかる手助けができればなと。
自分なんか、例えば未知の編成に携わる時(たとえば、英国式金管バンドだったりしたのですが)、自分でも調べられるだけ調べます。ネットを使い、書籍を使い。使える手段をかたっぱしから…でも、「あれこういうときはどうしたらいいの?」「この意味がわからない…」「やったことないし想像がつかないなぁ」なんてことがあるわけです。
こういうことって、調べれば調べるほど増えてきますよね?
そうなった時に、実際にそれを経験している人に聞いてみるのが手っ取り早いし、確実だし、言ってしまえば、思っていた以上の成果を得られることすらあるわけです。
自分の経験で言えば、英国式金管バンドのアレンジの時、がそれでした。地元楽団の指揮者さまが、英国式金管バンドのバリトン奏者なのです。バリトンって知ってますか?
ということで、お気軽にご利用いただければと思います。
新窓口開設検討中
ビデオチャットサービスの方がもしかしたら、使い勝手がいいんじゃないかな?と思っているけれども、どうなんだろうか?
場合によっては出品してみようかな。。。
まずは、自力で何とかしてみたい方へ
でも、やっぱり自力で何とかしてみたい…という吹奏楽指導者さんや、作編曲をする顧問の先生方に書籍をいくつかおすすめしてみようと思います。
演奏方の考察として
表現に迷った時に読む本です。表現の方法が的確に、具体的に、そして理由を含めて書いてあり、大変お勧めです。
管弦楽法について
こちらかなりお高いのですが、オーケストラで使われる各楽器の特徴や組み合わせ方など、細かくかいてあります。細部まで読み込む必要があると思います。特にティンパニの使い方は熟読すべし!ティンパニ奏者の友人がとてもよいと褒めていました。古今の有名な楽曲のサンプルを豊富に取りそろえており、とてもお勧めです。
オーケストラについて書かれていますが、吹奏楽にも適用できる面があると思います。ソロや薄い書法については特にお勧め!
作編曲のための和声について
芸大和声と言われる本です。全3巻あるのですが、全部そろえたその上で、下巻をよく読むことをお勧めします。実習の教科書としてつくれられたもののようで、上、中巻については、やり方、やっていいこと、やってはいけないことは書かれていますが、理由についてはあまり触れられていない上に、想像させるような記載もありません。
下巻になると一気に情報量は増えますが、上巻中巻で「なんでダメなの?」と思っていたことについて(大いに想像力も必要になりますが)解が示されます。
一応最後に…
楽譜や音楽は作り手さんの財産ですので、それを侵害することはできませんし、作り手さんに代わって許諾を出したりはできません!楽譜に手を加えるときは、許諾をとってくださいねー!