POPSにも果敢にチャレンジ!クラシック作編曲家 かずまるの音楽日記

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ヒーリングミュージック「鐘」 ~Bells: My native scenery in Japan~

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立て続けの更新です。

 

更新頻度にムラがあるのは、なにとぞご容赦ください。

忘れ去られないように頑張ります…

 

本日は新曲発表の記事です。

 

ヒーリングミュージック「鐘」 ~Bells: My native scenery in Japan~

 

まずは、実物をば。(Youtubeからご視聴いただけるとありがたいです)

 

www.youtube.com

 

タイトルは「鐘」です。

 

以下、タイトルを決める前の紆余曲折です。

(ただの作者の妙なこだわりを垂れ流しています)

 

最初はカリヨン(西洋の音楽を奏でることができる鐘)というタイトルにしていました。

本来イメージしていたのは、日本の古いお寺にある鐘(梵鐘)のような大きくて余韻が長く深い音がするものです。

どうやらそのまま英語にすると鐘(鈴含む)を意味するBellなのですが、ちょっとイメージ違うのかな?と思いカリヨンに仮決め。

しかし、カリヨンを調べると音楽用の鐘の意味で、Bellのほうが各種鐘に適用できそうだ。。。ということで、やっぱり英語はBellsで、正式なタイトルは鈴と鐘を区別できる日本語にしました。

 

temple bellとするとお寺の鐘の意味になるので、それがいいんじゃないの?と思われるかもしれません。

それも確かに思いつきました。

イメージしたのは確かにお寺の鐘なんです。

ですが、お寺の鐘そのものではなく、お寺の鐘の音とそれによって呼び起こされる風景のほうがこの音楽には近いな。ということでtemple bellは却下となりました。

 

例えば、タイトルを「鐘~幼いころの記憶~」とかにすれば、全部解決するんじゃないの?と思われるかもしれないのですが、タイトルにごちゃごちゃ情報を足すのがあんまり好きじゃないんですよね。

ということで、日本語のタイトルは「鐘」のみ。

代わりに英語のタイトルには、サブタイトルを含め、ちょっとでも光景が浮かびやすい(想像しやすい)ものにしました。

 

タイトルに関するアレコレはこれで終わりです。

 

鐘をモチーフにしたヒーリング曲を書きたいな(そろそろ書かなければ)と思っていたのですが、実は、ちょっと普通のヒーリングっぽいのを書くのに飽きてきた(完全に飽きたというより、より自分っぽさのある曲を挟みたくなったというのが正解でしょうか)ので、このようなやや珍妙なものとなりました。

 

中間部とかちょっとホラーっぽいような気がしています。

こんなホラーっぽい箇所があってヒーリングミュージックと言ってよいのでしょうか…という葛藤がないか?と聞かれたらすんなりとは肯定できません(苦笑)

 

曲としては割と単純なのかなと思います。

実は、ひたすら1つのモチーフを繰り返しています。

ホラーの箇所とそのあとが一番モチーフがはっきりとわかりやすいかなと思います。

その箇所以外も、そのモチーフを、ややわかりにくくはしてありますが、配置してあります。

 

とはいえ、どちらかというと散文のような曲かなと思います。

 

ピアノの音だけだと本当にホラーっぽくなっちゃうかなと思って、記憶にあるような効果音を入れてみました。

  • 虫の音
  • 洞窟を流れる水の音(子供の頃に小さなトンネルを歩いて通ったときに声がめっちゃ響いた記憶があり、それをイメージしています)
  • 夕方、ねぐらに帰るカラスの鳴き声
  • お寺の鐘の音(本当はもっと低いのにしたかったかも)

却ってホラーっぽくなっていたらどうしよう(苦笑)

 

せめて、虫の音が癒しのもとになってくれていたらよいなと思います。

 

よかったら、きいてやってください。

 

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