はい、今日も結局音楽ブログ的なものは書けませんでした…
チーン。
仕事終わって帰ってくると、結構脳が疲れちゃうんですよね…ということで、今日もあまり書けそうにありませんが、ちょっとだけでも音楽関連…ということで、宣伝でっす…
伴奏三昧
第43回館山市民音楽祭
最初は館山市民音楽祭です。2019年11月2日 南総文化ホールにて。
今年を振り返るにはまだ早いのですが、南房総は災害の年でした。やっぱり、台風15号の影響は大きかったですね。停電や断水があんなに続くなんて思いませんでした。そのあとの復旧しかけてきたころの台風19号でも、瑕が多少抉られた感じがありますが、そのあとの大雨…
いまだにTVが無いので、状況をあまりわかっていなかったのですが、ついこの間の大雨ではずっと南房総を報道していたようですね。
幸いにして、実家は大丈夫でしたが、ほんの少し離れたところでも冠水したり、河川が氾濫したり、駅の裏の交差点は川みたいになっちゃうし、近くの病院の職員は浸水してしまうからと車を移動させたそうです…
大惨事。
特に、館山や東京湾川の地区の被害は大きかったようで、いくつかイベントが自粛されましたが、この館山市民音楽祭は決行されることになりました。
よかった。
今回の出番は、トータル4つで今までマックスの出番だと思います。
- いつもお世話になっている本橋先生がご指導する合唱団や音楽教室のみなさんで演奏する。本橋音楽教室の伴奏。
- 館山のスポーツ大使をもされている田村悦智子さん(お名前を出してしまったよかったのかしらん…)の歌曲の伴奏。
- 中里の家&Friendsの伴奏。
- 館山市民合唱連盟で歌う館山賛歌のテノール(役に立つのでしょうか…?)
と、こんな感じです。大きい声では言えませんが、ぶっちゃけ一番やばいのは歌です。今必死に譜面を見てます。言葉数が多くて、大変な上に曲の作り自体難しいんですよ。さすが、大作曲家三善晃作曲…
歌曲の伴奏はいつも勉強になります。あおったほうがいい場面もあるし、つけなきゃいけない場面もあるし、まだまだ迷って弾いてしまうことが多いのですが、迷って弾くと迷わせちゃうんですよね…イカンイカン。ちゃんと確信をもって弾かなくては。
間違ったって、自信は一杯に。
そして、今回は記念すべき初演となるであろう歌があります。
君と僕をつなぐ歌。
本橋先生に、サンプル音源の録音をお願いして、音楽自体は世に出ることができましたが、人様に直接お聞かせするのは初めてです。
初演…貴重な機会です。
しかも、作曲者自ら伴奏をできるなんていうのは、なんと光栄な機会なのでしょうか…
作曲者が作曲作品を一番知っている!なんておこがましいことは口にできませんが、作った時の思いを音に乗せて伝えることはできるのかな…と思います。
せめてそれができますように。
なんといっても、歌詞がとても美しいのです。
君と僕をつなぐ歌
作詞:芝山和代
僕らはそれぞれまったく違う心を持って生まれてきたから、
わかりあえないときもある
でも、声を合わせて笑顔で歌えば
みんなの気持ちを一つにできるんだ
歌おう、ありがとうって心をこめて
歌おう、大好きって伝わるように
僕らの言葉を音符にのせて
どこまでも遠くへ飛ばせたらいいな
僕らもいつかこの世を去る日が訪れるけど
もし、生まれ変われたら、必ず君に会いに行くよ
たとえ、君が僕を忘れていても
あの歌を口ずさめば思い出せるはず
歌おう、ありがとうって心をこめて
歌おう、大好きって伝わるように
僕らの歌声風に乗せて
はるかな未来へ届いたらいいな
一度、全体練習の伴奏にお伺いしたのですが、本橋先生は2番の一節に言及し、ちゃんと表現して歌いましょうとおっしゃっていました。
正直、綺麗なことばかりして生きているわけではありません。あれやこれやたくさんあります。
だけれども、どこかで、この歌詞のような綺麗な部分も持ち続けて生きたい…とそう思われてくれる素敵な詩だと思います。
心に残る初演になりますように。
で、この日は本番が終わりましたら、来る12月1日に行われます、鴨川吹奏楽団 第26回定期演奏会へ向けての練習に参加します。
全然行けてなくてヤバいです。
今年も、初演(正確に言うと吹奏楽バージョンの初演)の曲をやっていただきます。
鴨吹で自作を演奏してもらうのは、もしかしたらこれが最後になるかもしれません。有終の美を飾りたい…頑張ります。団員のみなさんのお力添えもお願いします。
本当に…
ご都合のつく方は、是非12月1日、南総文化ホールまでお越しいただきたいです。
1日空けて、4日。
田村さんの伴奏を今度は第45回 君津市民芸術祭 和と洋の音楽会にて披露いたします。このイベントにはこれが2回目の出演です。こうやって、様々なイベントに出演させていただけるのは本当にありがたいです。
どうしても移動距離があるので、多少疲れてしまいはしますけれども、人生でそう何度もある機会ではありませんので、一回一回噛み締めて演奏しようと思います。
2日の館山市民音楽祭でも演奏する曲ですが、今回は木下牧子さんの「さびしいカシの木」と歌劇「トスカ」より「歌に生き恋に生き」を演奏いたします。
トスカは本当に難しいです。あ、うん。の呼吸とでも言いましょうか。アンサンブル能力が求められる曲です。これまでのところは、あと一歩というところでしょうか。
とてもいい曲ですので、こちらも楽しんで、味わって、いい響きをお届けすべく頑張ろうと思います。
と、今回もこんな感じでお茶を濁して、さいならー。