POPSにも果敢にチャレンジ!クラシック作編曲家 田丸和弥の音楽日記

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クラリネットアンサンブルで使える譜面たち 2019年(前編)

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9月になりましたね。この地で今の仕事をしながら過ごすのも、あと1か月強。頑張りますよー。

 

そして、田中玲子ユーフォニアムリサイタルVol.11が近づいてまいりました。まだまだ弾けなくて泣きながら(嘘)練習しています。一生懸命練習しているのは本当です!

みなさんのご来場をお待ちしていおります。

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さて、今回はアンサンブル譜面をご紹介してみようと思います。

アンサンブルコンテストが近づいてきていますね!

ちょーっと時期が遅い地域もあるかもしれませんが…これから選曲をされる方もいるでしょう。もしかしたら、来年以降も…ということで、記事を作ってみます。

 

 

クラリネットアンサンブルで使える譜面たち

「クラリネットアンサンブルの譜面たち」という表記ではないのは、この先をお読みいただければお分かりになると思います。

勘のいい方はもうお分かりですね!

フレキシブルアンサンブルの譜面を含んでいるということです。

では、具体的に見ていきましょう。

 

クラリネット五重奏~八重奏

この表記をご覧になって、「クラリネット五重奏の曲、六重奏の曲、七重奏の曲および八重奏の曲をご紹介している」と思われた方がいらっしゃると思いますが、違います。

五重奏~八重奏で演奏可能な楽曲をご紹介しております。同一の曲を異なった編成、異なった人数で演奏できるということです。

三つの小品(木管(管弦)八重奏バージョン)

はい、こんな便利な譜面もあります。

まず、楽器編成をご覧ください。

楽器編成 オリジナルは貴重なコントラバスを標準編成に含む
  • Part 1 Flute(Oboe)
  • Part 1 (Clarinet in Eb)
  • Part 1 (Clarinet in Bb)
  • Part 2 Oboe
  • Part 2 (Clarinet in Bb)
  • Part 3 Clarinet in Bb
  • Part 3 (Alto Saxophone)
  • Part 4 Clarinet in Bb
  • Part 4 (Alto Saxophone)
  • Part 5 Horn
  • Part 5 (Clarinet in Bb, Tenor Saxophone)
  • Part 5 (Alto Clarinet in Eb)
  • Part 6 Horn
  • Part 6 (Clarinet in Bb, Tenor Saxophone)
  • Part 6 (Alto Clarinet in Eb)
  • Part 7 Bassoon
  • Part 7 (Bass Clarinet in Bb)
  • Part 7 (Baritone Saxophone)
  • Part 8 Double Bass(Bassoon)
  • Part 8 (Bass Clarinet in Bb)
  • Part 8 (Baritone Saxophone)

パッと見てわかりずらいかと思いますので、補足いたします。

  1. Part 1~Part 8までの全8パートあります。
  2. そのうち必須パートは2,3,4,5,7の5パート(赤字のパート)です。
  3. 太字がデフォルトのパート(オリジナル編成は1Fl, 1Ob, 2Cl, 2Hr, 1Bn, 1Db)です。
  4. デフォルトのパート以外は、代替譜面であす。(同じパート番号の物から1つ選択して演奏することができます)

これでも、難しいですね…

では、思い切ってスコアの最初の段を公開いたします。ご覧いただきたいと思います。

3つの小品の最初の段

3つの小品の最初の段

複数の移調楽器を扱っている関係上、スコアは全てin Cで書いてあることにご注意ください。(ただし、Part 8については、コントラバスと同様一オクターブ高い表記になっています)

こんな風にパートの脇に書かれている楽器から1つ選択して組み合わせて使うことができる譜面になっています。

いわゆるフレキシブルアンサンブル楽譜と言って差支えないでしょう。

 

 

では、具体的にクラリネットアンサンブルでどう使うかを見てみましょう。

 

クラリネット五重奏の編成は2パターンあります。いずれも、2,3,4,5,7パートを使います。

  • 4Bb, 1Bass
  • 3Bb, 1Alto, 1Bass
五重奏の参考音源

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最大の八重奏の場合は8パターンあります

  • 1Eb, 5Bb, 2Bass
  • 1Eb, 4Bb, 1Alto, 2Bass(Part 5がAlto, Part 6がAltoの2パターン)
  • 1Eb, 3Bb, 2Alto 2Bass
  • 6Bb, 2Bass
  • 5Bb, 1Alto, 2Bass(Part 5がAlto, Part 6がAltoの2パターン)
  • 4Bb, 2Alto, 2Bass
管弦八重奏による参考音源

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六、七重奏については、五重奏と八重奏の差を追加するような形になります。

 

ちなみに、蛇足ですが、見出しにもあります通り、オリジナル編成においては、標準でコントラバスを編成に含むアンサンブル曲となっております。

もちろん、クラリネットとコントラバスで演奏することもできますよ!

 

譜面の入手

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オリジナルはクラリネット三重奏

ここで紹介いたしました、5~8重奏はもともと三重奏で書かれた曲を拡張したものです。

なお、アレンジの変遷を申し上げますとこんな形になります。

クラリネット三重奏(オリジナル)→木管五重奏+ピアノ→吹奏楽→木管(管弦)5重奏~8重奏

 

4バージョンもあるということですね。どんだけ作ったねん…

 

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クラリネット六重奏

スケルツォ(オリジナル)

こちらで詳しくご紹介しております。

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編成は5 Bb Clarinet,1 Bass Clarinetとなっております。6 Bb Clarinetによる楽曲を除けば、一番入手しやすい楽器での6重奏となっております。

お勧めです。

 

演奏動画

多重録音自撮の酷いものですが、よかったらどうぞ。耳が辛くても…責任は持てません

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楽譜入手

デジタル音楽出版のミュージックベルズにて販売しております。

music-bells.com

 

ア・ラ・ホーンパイプ(アレンジ)

ヘンデル作曲の「水上の音楽」より、一番有名な「ア・ラ・ホーンパイプ」をご紹介いたします。

タイトルの意味は「ホーンパイプ風」になります。

ホーンパイプはイギリスの古いフォークダンスを指します。

気になる方はこちらをどうぞ

ja.wikipedia.org

 

では、実際のアレンジを見ていただきましょう。

 

演奏動画

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もともとは、Fl, 2Cl, ASax,TSax,B.Cl.の編成で書かれています。代替譜面は含まれていないのですが、例えば、書き直して使っていただくのは問題ありません。

 

Flパートは最高音がEbなので、Ebクラリネットだと良好、Bbクラリネットでも演奏可能な範囲です。

ASax、TSaxもBbクラリネットですべてカバーできる音域ですので、以下の編成で演奏可能です。

  • 1Eb, 4Bb, 1Bass
  • 5Bb, 1Bass

なお、ASaxをAlto Clarinet、TSaxをBass Clarinetで演奏することも可能ですが、通常よく使われる音域よりもかなり高くなることをお伝えいたします。

楽譜入手

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クラリネットアンサンブルで使える譜面たち 2019年(中編、後編)

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