本日は金管バンド譜面のご紹介記事です。名曲をインストゥルメンタルで聴くのも味があっていいかも。(ただ、残念ながら途中まで…)
Jupiter(平原綾香) 金管バンドアレンジ
平原綾香さんの歌ったJupiterの金管バンドアレンジをご紹介します。
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福山雅治さんの桜坂です。リンク先には槇原さんの遠く遠くなどのリンクもあります。
アニメ「ハイキュー」の挿入曲として使われた得賞歌のアレンジです。
動画
東京ブラスソサエティとVivid Brass Tokyoのテナーホーン(アルトホルンと呼ぶ場合もある)奏者原進さん指揮、ブラス・アンド・ビートによる演奏です。
音源は、途中まで聞けます。半分くらい
アレンジについて
このJupiterですが、原曲はクラシック曲です。ご存じの方も多いかも???
組曲「惑星」の中から木星(Jupiter)をテーマにした楽曲ですね。
[自作自演]ホルスト: 組曲「惑星」(ホルスト指揮)/ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第4番(ヴォーン=ウィリアムズ指揮)
- アーティスト: レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮)/グスタフ・ホルスト(指揮)/BBC交響楽団/ロンドン交響楽団
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 2012/07/13
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組曲「惑星」は水星から海王星までの7つの惑星をテーマにした楽曲で、占星術による、各惑星に対するイメージを元に作られたようです。
占星術だと、吉星と凶星があるそうで。分類もいくつかあるようなのですが、一つ例を出すと…
- 吉星:木星、金星、水星
- 凶星:火星、土星、天王星、海王星
なんだそうです。で、この組曲の各曲はこの吉凶にちなんだ雰囲気、調性を持っています。
吉星の中でも、木星は一番の吉星で、「快楽をもたらす者」という副題がついていたりします。その副題が指し示すとおり、全曲中で一番明るく、派手な楽曲です。
このJupiterは組曲「惑星」より木星のトリオ(中間部)の旋律を用いたアレンジ楽曲です。
平原綾香さんの歌っているバージョンでも確かそうでしたが、一番最初の出だしはホルストの原曲の雰囲気を十分に残した4分の3拍子のクラシカルなものです。一段落すると4分の4拍子に変わりリズミックなポップスの雰囲気をまとい始めます。
このアレンジでは、平原綾香さんの歌っているJupiterの雰囲気を忠実に再現しております。
難易度についてですが…
Ebコルネットはかなり高い音が出てきます… 演奏すると大変だと思います。ただし、オプションパートなので、なくても成立するようにはなっております。
必要に応じて一オクターブ低くするなどの対応を取るとよいかと思われます。
原曲(Jupiter)
- アーティスト: 平原綾香,吉元由美,西條八十,坂本昌之,小林信吾
- 出版社/メーカー: Dreamusic
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平原綾香さんの魅力、個人的には充実した低音だと思っております。そもそも音域が広く安定度も抜群、実力派のアーティストさんだと思いますが、その低音の太く、幅広く安定した音色は、人々を魅了してやまないと思っております。
楽譜の入手先
ティーダ出版の金管バンドとリコーダーアンサンブルに特化したレーベル、コラージュ音楽出版でご購入いただけます。
全国の小学校で演奏され(て)ますように。