本日は金管バンド譜面のご紹介記事です。名曲をインストゥルメンタルで聴くのも味があっていいかも。(ただ、残念ながら二番まで…)
桜坂(福山雅治)の金管バンドアレンジ
わざわざ説明するまでもなく、有名な福山雅治さんの「桜坂」それを金管バンド編成にアレンジしたものをご紹介いたします。
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卒業ソング「旅立ちの日に」
ボブ・スキャッグズの「We're All Alone」
アニメ「ハイキュー」の挿入曲として使われた得賞歌のアレンジです。
他にも一杯ありますー。
そのうち、まとめ記事作ったほうがいいかなぁ…
動画
東京ブラスソサエティとVivid Brass Tokyoのテナーホーン(アルトホルンと呼ぶ場合もある)奏者原進さん指揮、ブラス・アンド・ビートによる演奏です。
指揮者の原さんのウェブサイトに過去のプログラムが載っておりました。
http://www.harasusumu.com/gallery/brassandbeat.pdf
金管バンドをこよなく愛する、若手演奏家たちによる団体だそうです!
今も活動されているのでしょうか?
2番まででカットしてますが、録音自体はラストまでやっております。参考音源CDには全部収録されております。
アレンジについて
原曲が確かト長調でした。金管バンドの場合ト長調は#がたくさんになってしまって読譜が難しいので、半音上げた変イ長調に移調しております。
ちなみに、男性歌手の曲はなんとなく、ユーフォニアムやバリトン、トロンボーンあたりの、中低音担当の楽器で始める傾向があります。こだわりなのか…な…?
歌詞なしの器楽編成のため、オブリガートを足したり、メロディ担当の楽器を交代したり、という変更は施していますが、基本的に原曲の雰囲気に忠実なアレンジをしていると思います。
割と大人な雰囲気の楽曲かなと思います。テンポも中庸だし、原曲の雰囲気も優しいし、旋律も大人の男性が優しく歌うようなものですものね。
チューバは一般的な平易な作品よりは動きが多く難しくなっている(その分おいしい)と思いますが、全般的には平易なアレンジになっていると思います。
難しいとしたら、ギターのアルペジオの雰囲気を再現しようとして、ベルトーン風の音形を多く配置していますので、例えば、「八分音符1拍分休んでから入る」「付点四分音符分休んでから入る」みたいなものに慣れていない人には最初は難しく感じるかもしれません。
指導者の先生、根気強く付き合ってあげてください。
できるようになったときには確実にレベルアップしてますよ!
原曲
福山雅治さん作編曲のバラード(?)になるのでしょうか。
しっとりした曲調が素敵な楽曲ですよね。
私、記憶を勘違いしていたのか、この曲「あいのり」で使われていたと思っていたのですが、TBS系「ウンナンのホントコ!“未来日記V」テーマソングだったのですね。あれれ、TVで見て聴いた記憶はあるので、この番組を見ていたんだと思うんだけれども、失念している。。。
あれかな、この番組内の企画で、あいのり的なものをやっていたのかな???
楽譜の入手先
ティーダ出版の金管バンドとリコーダーアンサンブルに特化したレーベル、コラージュ音楽出版でご購入いただけます。
この曲も、私と同世代…なので、小学生の親御さん世代に受ける曲ではないかなと思っております。
全国の小学校で演奏され(て)ますように。