POPSにも果敢にチャレンジ!クラシック作編曲家 かずまるの音楽日記

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作曲を始めたきっかけは…

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こんばんは、田丸です。

この間、子供のころの記憶の話を書きましたが、それに影響されて、今日は、作曲を始めたきっかけ書いてみたくなりました。幼いころの記憶を紐解いていくのも面白いかなと。

 

 

作曲を始めたきっかけは...

初めて曲を作った(?)のは幼稚園生の時

はい、そうなのです。でもこれは実は正確ではなくて、幼稚園で先生の弾いていた曲を聞きおぼえて、ちょっといじった(もしかしたら、単に正確に聞き取れなかっただけかもしれません)程度のもので、作曲とは程遠いものだったかもしれません。

もう、データが残っていないし、どの曲を聞いてどんな曲を弾いていたのか、解明できません。

確か、こんな感じだったような…

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これにトリオと再現があったような記憶があります。

これは、単純な模倣にすぎなかったと思うのですが、でもまぎれもなく「作ってみたい」という初めの一歩だったようにも思います。

確か、楽器店か楽器会社のイベントだったのだろうと思うのですが、幼稚園生の時に、市民会館でコンサートがありまして、「ピアノを体験してみよう!」みたいなコーナーで挙手して、これを弾いた覚えがあります。

母親は終始苦笑していたそう。

途中でわからなくなっちゃって、弾き直しを何度かしていた覚えもあるのですが、小さいから気にしてなかったんでしょうね…

 

今にして思えば当時の自分を「お前、偉いよ。物おじせずそんなんやるなんて、今にも残しておけな!」って洗脳するんだけどな。

 

かなーり小さいときにそんなことをしておりましたが、多分そのあとしばらく何もしておりませんでした。

 

スーパーファミコン「かなで~る」

 次の機会が多分これ。

音楽ツクール かなでーる

音楽ツクール かなでーる

 

あー、懐かしい。確かSFCと同様の8音まで同時に演奏可能なやつだった気がします。アンダーソンの「そりすべり」を聞き覚えで入力して遊んでいた記憶があります。

これはこれで楽しかったのですが、すぐにものたりなくなってしまいました。

同時発音数が圧倒的にすくなかったのです…

オリジナルの曲も作ってみたけど、 全然音数がたりないので、2つのファイルを作って、一つはカセットテープに録音したものを鳴らして、もう一つはゲームのデータを直接鳴らして、同時に聞いてみる…とかしていた覚えがあります。

 

でも、限界はすぐに来るわけなんですね。

 

SC-88Pro

その次はこちらでした。

多分、かなりの値段だったと思うのですが、どうやって入手したんだろうか…

ROLAND ローランド SoundCanvas SC-88Pro

ROLAND ローランド SoundCanvas SC-88Pro

 

 これとデスクトップPCを使って、midiファイルを作るというような事をしていたように思います。

中学生くらいからだったでしょうか…

 

付属のCakewalk Home Studioというソフトウェアで遊んでおりました。

このころに作った曲については、作品番号をつけちゃったものもあったりします。高校在学中に吹奏楽部でこっそり演奏してもらった曲や、卒業後にやってもらった曲などがいくつかあったりします。今、手を入れ直してみると案外若かりし頃のよい部分を再発見できたりするかも。

大学生になるときに機材は置いてきちゃったので、それから使ってないのですけれども、でも長くお世話になりました。

 

浄書ソフトFinale

大学生のときになけなしのお金をはたいて購入いたしました。「Finale 2003」

大学一年生のときは書きたい気持ちが収まっており、ひそやかにしておりましたが、管弦楽団のアンサンブルコンサートで先輩のアレンジを聞いたのがきっかけで、自分もやりたくなりました。大学二年生のときに手書きでくるみ割り人形の木管コントラバス11重奏アレンジを書いて完全に熱が再燃し、購入。

それまでは、近くに、自分以上にクラシックの知識がある人間はいないくらいであったのですが、大学生でオーケストラ部に入たことで状況が一変し、クラシックの知識を湯水のように蓄えた時期であったこともあり、いろんな作曲にチャレンジした時期でもありました。

木管五重奏第一番はこの時期につくられたものです。

www.petit-orchestra.jp

ここから、なんとか途切れることなく続け、途中、大きな吹奏楽の演奏会で取り上げていただく機会に恵まれたり、出版社さんの作家公募に通ったりと、小さく、ほそぼそとではありますが、続けてこられました。そして、現在に至る感じです。

 

結局きっかけは「この曲好き!書いてみたい」という気持ち

今、思い返すと、きっかけはこれだったと思うのですよね。そういう意味では、作曲には至ってなかったかもしれませんが、幼稚園生の時の出来事がやっぱり原点。

 

友人の作家が「小説を書くというのは呪いのようなものである」と言っていましたが、わかるような気がします。それが幸か不幸かは置いておいて、書かずにはいられない…というのでしょうか。

「どうして書きたいと思ったの?」と問われても「どうしても」としか答えられません。

 

私の幼稚園生の時の夢は「作曲家」で、小学生低学年の時の夢は「ピアニスト」でした。確か…

胸をはって言えるような程度では決してありませんが、今振り返ってみると、案外子供の頃に思ったことって実現できたりするものなのかな。。。

なんて。。。

 

もっと「えっへん!すごいだろ」って実力にならないとね。

 

みなさんは、どんな動機で作曲を始めましたか?作詞を始めましたか?絵だったり、書だったり、歌だったり、趣味だったりをはじめましたか?